ミンワ様作品まとめリンク
まほろば山で修行を続ける妖術師の白念
今回は謎の壺の中に引き込まれてしまい、壺の中の妖魔達と協力しながら脱出を目指すこととなる
戦闘高速化:〇
どこでもセーブ:× 拠点とセーブポイントのみ
回想全開放:〇 クリアデータ付き
取り返しのつかないエロシーン:×
クリア後要素:〇
強くてニューゲーム:×
エンカウント:固定敵のみ(一部例外を除く)
敗北時:拠点に戻る
・ゲーム面
今シリーズ独特の戦闘システムである根競べに関しては前作レビューを参照
前2作は同じシステムであったが、今作ではやや違うものになっている
手、足、舌の3か所の部位をスキルを使い封じていた前作までとは違い、今作ではバトルごとに装備で封じる部位を決める
全ての部位を封じる装備も初期からあるが、気力が毎ターン減少するというデメリットを負うことになる
基礎中の基礎であった休息コマンドもなくなり、「練気」システムに置き換えられている
溜め段階によって3種類の技を繰り出すことが可能
1ターン目は「幻術破り」で、前作で言う大技の予告をされた際に繰り出す必要のある技
2ターン目は「練気解放」で、休息にあたる気力回復技
3ターン目は「華身躱し」で、逃走2回分の効果がある
これらの技は、前段階のものも使うことができる
回復のために1ターン目は溜めても、大技予告が出れば幻術破りを撃つ事が可能
さらに、本編を進めると妖術という新しい装備も登場
パッシブで効果があるもの、幻術破りや各部位の技を弾いたときに発動するもの、任意で使うものなど様々な種類がある
やり込み要素として、各戦闘にはポイントが付けられる
戦闘中の行動によってポイントが加算し、レベルや装備を弱くすることでより多いポイントが入るようになる
わざと状態異常を受けたり、拘束されて脱したりする事で高いスコアを取ることが可能
ゲーム本編中には特に意味はないが、クリア後のお楽しみ要素で一定以上のスコアを求められる
ストーリーの読み返し、各所へのショートカットやワープといった便利要素は前作から継続
ユーザーフレンドリーでとてもありがたい設計となっている
道中はパズルやアクションなどになっているが、今作はパズルや謎解きの方が多め
・エロ面
エロシーン数は本編で40以上
クリア後のおまけシナリオが10、コラボシナリオが14となっている
今作の新キャラクターは9人
これまでの日本妖怪オンリーとは異なり、外国のモンスター娘が登場する
前作以前と比べて、人外度控えめのキャラが多い印象だった
シーン数はキャラごとに最低3回はある
過去作のキャラは、かつて教えてもらった妖術を回想するという形で登場
エロシーンのないキャラは、大明海とアシメのみ
前作やや出番が少なめだったマガツ師匠も、妖術回想の分出番が多くなっている
また、今作にはふたなりのキャラが登場し、白念が逆アナルされるシーンがある
過去作にもそういったシーンはあったが、異形感の強いキャラの触手攻めの一環という印象が強かった
それに対し、今作のキャラは完全に人型である
事前にふたなりであることはわかるので、苦手な方はスキップ推奨
メスイキ専用演出があったりと非常に力の入ったシーンなので、好きな人にはとてもオススメできる
個人的に今作で一番のシーンであったと思う
・感想
3作目になってもクォリティは変わらず、ストーリーもエロも一級品
ストーリーはぜひネタバレを見ずに、最初から最後まで味わうことをお勧めしたい
戦闘中に会話コマンドが追加され、キャラの個性がよりよく出ている点もうれしかった
値段はやや上がっているが、過去作が安すぎただけで適正価格といえる
新キャラたちもとても魅力的に演出できていたと思う
シーン数の格差はほぼなく、どのキャラが好みでも楽しめる
登場バランスがいい分、前作のやまちちのように明確な相棒キャラがいなかったのは少し残念だった
今後のアップデートで、新たなストーリーや新規エロの追加もあるとのことなので、ぜひ期待したい
システムは大きく変わったものの、基本的な所は同じ
1戦目がチュートリアルになっており、難易度の上昇も段階的なのでわかりやすかった
しかし、練気関連のシステムで少しわかりにくい点があった
前述の説明ではあえて省いたが、少し解説をしたい
練気はターン経過で出せる技が増えるが、それとは別に練気ポイントがターンごとに溜まっていく
この数値は練気の技説明の下に表示されている
練気ポイントは練気解放で消費されるが、華身躱しを発動すると2つ溜まったままになる
溜まった練気の効果は、練気解放の効果アップと敵からの気力ダメージの増加
回復にすぐ使う場合はいいが、溜めたままにするにはリスクが大きいという特徴がある
一部の敵は、こちらの練気ポイントを上げることでダメージを増やしてくる
正直なところ、ほとんど意識していなくても攻略に問題はない
しかし、中盤以降に練気ポイントを溜めた状態で行動するという指示があり、それが何かも分からないという可能性がある
そもそも「練気」という名称が行動とポイント両方を指していること
ポイントの表示が小さく、装備をしないと時間制限があって見づらいこと
練気押し付けをしてくる敵が一部で、封じる事もできるため意識しなくても進めること
この辺りを解決するか、練気を溜める必要のあるイベントの際に解説をし直すと、より分かりやすくなると思った
そうでなくても、上記の内容を理解していれば問題はない
[ミンワ] 三枚のおふだ 鼎 コドクの妖己